ウォンマガ夏フェス2016

お題:簪 | 絵:南風野さきは | 文:天海六花

指背の蝶


幸呼びの紅い蝶

   貧しさは、心を卑しくする。
 富める人を羨み、妬み、自分を卑屈に捉え、そしてどんどん惨めになっていく。
 こんなはずじゃないのに、こんな事をしたい訳じゃないのに、こんな自分になりたくないのに──そればかりを思う毎日を過ごす事となる。

 どうして人間は不公平なんだろう? 平等でさえあれば、わたしはこんな卑屈にならなくて済むのに。

 今日もかび臭いお布団で目を醒まし、寝ながら泣いていた自分に気付いた。
「……おはよ」
 居間にいた、お母さんに朝の挨拶をする。お母さんは無言のまま、わたしに冷たいおにぎりを差し出した。昨夜の晩ご飯の残りの、ほんの小さなおにぎりが一つ。
「いただきます」
 冷たいおにぎりを口に入れる。それと同時に、お父さんが居間へとやってきた。
「……っ!」
 お母さんが小さく舌打ちし、居間を出て行こうとする。するとお母さんの舌打ちを見咎めたお父さんが、乱暴にお母さんの腕を掴んだ。
「……っ!」
「!!!」
 ああ、まただ。また今日も、お母さんとお父さんは喧嘩している。娘であるわたしの前で、お互い罵詈雑言の限りを尽くす。

 両親の不仲。
 それがわたしの心を苛ませる。さっきのおにぎりなんて、もう喉を通らない。
 苦しい。辛い。どうしてそんな些細な事で喧嘩をするの? それってやっぱり、うちが貧しいから、お母さんの不満が爆発するの? お父さんが堪え切れなくなるの?
 両親がいがみ合うようになってから、わたしのご飯……ううん。家の事を、お母さんはほとんどしなくなった。時々思い出したようにちょっと手を出すだけ。
 そんなお母さんの様子を見て、お父さんは声を荒げる。そしてそこからまた喧嘩になる。
 板挟みになったわたしは、何も言えずに見てるだけ。見てるだけしかできない。

 わたしはその光景を見ていられなくなり、居間を飛び出し、家を出た。もう喧嘩する両親を見ていたくなかったの。なんて……醜いんだろう。
 宛もなくただ、外を歩く。
 お日様が眩しい。周りの人たちはみんな笑っている。
 何がそんなに楽しいの? 心に不満や不安がないから? 貧しさで心が卑しくないから、そうやって朗らかに笑っていられるの?

 笑っている人たちが恨めしい。わたしは知らず知らず、彼らを睨みつけていた。
 そんなわたしの肩を、誰かが背後から叩いた。
「ゆまちゃん、おはよう」
「お、おはよ」
 いつもわたしに親切にしてくれる、ただ一人の友人──ねねだった。
「顔色悪いよ? ご飯、食べてないの?」
「……食べたよ。ちょっと疲れてるだけ」
 強がりを言った。
 ねねは裕福な家庭で育ったお嬢様だった。心が貧しくないから、家庭が裕福だから、いつも余裕ぶって、貧しいわたしに声をかけてきてくれる。
 そういうの、嬉しいとは思う。だけど……住む世界が違いすぎて、ちょっと窮屈に感じるのは事実だった。ねねはそれを親切だと思って声をかけてくれるのだと思うけど、わたしにはそれがねねの自己顕示欲を満たすための行為に見えてしまうの。
 こういう捉え方しかできない卑しい心根を持つわたし──嫌いだ。鬱陶しい。何もかも鬱陶しい。
「……もうわたしに関わらないで」
 ねねの親切が苦しくて、わたしはぽつりと口にした。
「どうして? 友達の心配しちゃいけないの?」
 友達……ですって? わたしはあなたの自己欲を満たす道具でしかないくせに!
 急に腹が立ってくる。ねねが憎い。ねねが羨ましい。悩みなんて何もないねねなんて、ねねなんか……!
「友達なんかじゃないよ! 心の中ではわたしをあざ笑ってるんでしょ? 貧乏人が、またおなか空かせてるって、笑ってるんでしょ? 格下のわたしといる事で、忌々しい優越感に浸ってるだけなんでしょ?」
 ああ、違う。こんな事が言いたいんじゃないの。ちょっと虫の居所が悪くて、自分が嫌になってるだけで……。
 だけど言い訳は声にはできなかった。気付けば、彼女を傷つけることばかり口にしていた。滑るように飛び出してくるねねへの不満。わたしは今、友人を傷つけている。
「いつもいつも、口を開けばご飯食べたかとか、何か贈り物をしたいとか……わたしはねねの自己満足のための道具じゃないのよ! いつもいつも……心の底ではわたしを嘲笑ってるんでしょ!」
「どうしたの? そんなひどい事、私は思ってないよ? ゆまちゃん、今日は変だよ?」
「馴れ馴れしく呼ばないで! ねねみたいなお嬢様に、わたしの気持ちなんて分かるわけない! もう近寄らないで!」
「ゆまちゃん……」
「馴れ馴れしく呼ばないでって言ったでしょ!」
 周囲の人たちが、わたしたちの口論を見て眉を顰めている。
 ある人はおろおろとわたしたちを止めようか迷っていて、ある人はわたしのみすぼらしい格好とねねの綺麗な服を見比べて笑っている。
 悔しい。くやしい悔しいクヤシイ!
「ねねなんていなくなっちゃえ! わたしの目の前から消えて!」
 そう叫ぶと、ねねはポロリと涙を零し、踵を返して駈け出した。
 ……ああ、いなくなっちゃった。わたしはたった一人の友人を失ってしまった。わたしが醜い心であったばかりに。
 ぐっと唇を噛み締め、わたしはねねとは逆の方へと歩き出した。
 家には帰りたくない。ねねには会いたくない。わたしの行くべき場所なんてない。

   ・
   ・
   ・

 ふとわたしは気付いた。道端に、紅いものが落ちている事に。それはキラキラしていて、ふわふわしていて、不思議な塊だった。
 不審に思って近付いてみると、落ちていたものはかんざしで、そのかんざしに無数の紅い蝶が群がっていたのだった。
「きれい……」
 かんざしは紅い珠と房で出来ており、珠はよく見れば可愛らしいホオズキだった。そして紅い蝶はまるでかんざしの蜜を吸うように、たくさん、たくさん群がっていた。
 誰かの落し物かと思ったけど、周囲には誰もいない。
 わたしはそのかんざしが無性に欲しくなり、紅い蝶をそっと払いのけ、かんざしを手にとった。そしてそっと髪に挿してみた。
「あれ?」
 不思議な事に、さっきまでモヤモヤしていた気持ちがすぅっと落ち着いていく。両親の事も、ねねの事も、もう何とも感じなくなっていた。
 きれいなかんざしを拾って、心が少しだけ満たされたのかもしれない。
 わたしはそのまま歩き出した。泥棒……になっちゃったのかな? でも誰も見てなかったから、いいよね?

 ぐぅと、おなかが鳴った。そう言えば、朝のおにぎりは半分も食べられなかったんだ。それにもうお昼。おなかが空いて当然だわ。
 だけどお昼ごはんを買うようなお金なんて持ってない。わたしは仕方なく、我慢する事にした。だって我慢するしかなかったんだもの。
「……ゆ、ゆまちゃん」
 背後からかけられたねねの怯えたような声に、わたしはすくみ上がって立ち止まった。さっきの事、ねねもきっと怒ってる。その仕返しに来たのかもしれないと思ったの。
 恐る恐る振り返ると、ねねはグシャグシャに泣き腫らした顔で、わたしに紙袋を差し出してきた。
「あのね、ゆまちゃん。私、ゆまちゃんを笑ってなんかないよ。ゆまちゃんは私の友達だもの。ゆまちゃんと離れ離れになりたくない。これもゆまちゃんの気持ちを苛つかせるかもしれないけど、受け取って」
 差し出された紙袋を開くと、大きなあんぱんが二つ入っていた。町で流行っているお店のあんぱんだ。
「私はゆまちゃん、大好きだよ? だからこれからも友達でいさせて」
「……これ、お詫びのつもり?」
「う、うん。私、気の利いた贈り物とか分からなくて、ゆまちゃん、甘いもの好きだって言ってたの思い出して」
 わたしは自分の浅はかさに苦笑して、紙袋の中に片手を突っ込んだ。
「二つも食べられないよ。一緒に食べよ」
 あんぱんを一つ、ねねに差し出す。ねねは驚いた様子で目を見開き、恐る恐るあんぱんに手を伸ばしてきた。
 指先が触れ合う。あったかい……。
「……う、うん! ありがとう、ゆまちゃん!」
 わたしとねねは、河原で二人並んで、あんぱんを食べた。他愛ない話をして、本当の友達みたいに笑いあった。
 ほっと、した。ねねを失わずに済んで、本当にほっとした。わたしは自分の卑しさを隠しながら、ねねとずっと喋っていた。

 日も暮れ、わたしは憂鬱な家に帰る。きっと両親はまだ喧嘩してる。もしかしたら、お母さんは晩ご飯も作ってくれてないかもしれない。そうしたら、おなかを空かせて寝るしかないよね。
 ねねと食べたあんぱんなんて、もうとっくに消化してしまった。それだけ長く、ねねと遊んでいたの。
 カラリと扉を開けると、思いも寄らない声が飛んできた。
「ゆま、おかえり」
 笑顔のお父さんがいる。
「おかえり、ゆま」
 笑顔のお母さんがいる。
 今朝、あれだけひどく喧嘩していた両親は、仲良く揃ってわたしの帰りを待っていてくれたの。
「お母さん……お父さん……どうしちゃったの?」
 驚いて聞くと、なんとお父さんのお仕事が、急にうまくいきだしたのだという。お母さんは働かないお父さんを嫌がって喧嘩していたのだけれど、お父さんが急に忙しくなって、働き出したものだから、お母さんの機嫌は治り、二人の喧嘩も治まったのだという。
「さぁ、ご飯いっぱい作ったから、みんなで食べましょう」
 その日の夕食は、すごく美味しかった。親子三人で囲むご飯は、質素でもこんなに美味しいなんて、今まで一度だって思わなかった。
 美味しい夕食を終えて、わたしは部屋に戻る。そして髪に挿していたかんざしを抜いた。このかんざしがわたしの願いを叶えてくれたのかもしれない。
 ねねとの仲直り、両親の仲直り、思い出した温かい心。
 きっとそうだ! 明日もいい日でありますように。
 わたしはかんざしに微笑みかけ、大事に枕の下に隠して、お布団に潜り込んだ。その日のお布団はいつもみたいにかび臭くはなく、きっとお昼間にお母さんが天日干ししてくれてたのか、ポカポカでふっくらした気持ちのいいお布団だった。わたしはするすると、夢の中に引きこまれていった。

 翌日から、わたしの暮らしは一変した。
 いつもはくれるはずのないお小遣いをもらったわたしが出かけると、ねねが待ち構えていたようにわたしを小間物屋と連れて来てくれて、前から欲しかったねねとお揃いのリボンを買う事ができた。小間物屋のご主人が、少し値段をおまけしてくれたのも嬉しかった。
 わたしはかんざしにリボンは合わないかな、と思い、リボンは手首に巻いた。するとねねもわたしの真似をして、髪のリボンを解いて手首に巻いた。
「お揃いだね」
「うん」
 身に付ける飾りが一つ多いだけで、自分が少し可愛くなったように思えるから不思議。その小さな自信が、いつも仏頂面だったわたしに笑顔をくれた。
 お昼になって、ねねと一緒にあんみつを食べた。ここはねねが奢ってくれた。わたしは素直にありがとうって言えた。
 甘味屋さんを出ると、大きな風呂敷包みを拾った。それをおまわりさんへ届けると、すぐに持ち主が現れて、何度もお礼を言われ、そして西洋から伝わったお菓子をもらった。
 それはすごく甘くてサクサクしている、サブレーというお菓子だった。
「美味しいね」
「うん、美味しいね」
 ねねと二人でサブレーを食べる。甘い幸せの味がした。

 それから次々と、不思議な事が起こった。
 わたしが欲しいと思ったもの、わたしが望んだ願い事、それが次々叶うようになっていったの。
 ねねとは相変わらず仲良しでいられるし、両親は毎日笑顔だし、ずっと欲しいと思っていた服や靴が手に入った。そして一番大きな出来事は、あのボロ長屋から出て、ねねと同じ地区にある、大きなお家に引っ越したの。
 これでもう、わたしを卑しい貧乏人だと言う人なんていない。わたしは富を手に入れたのよ。何でも願いの叶う、幸せのかんざしを手に入れたから、わたしは幸せになったの。

 欲しいものを欲しい時に得て、好きな事を好きな時にして、わたしはどんどん強欲になっていった。とても貪欲に、次の願いを、その次の望みを、求めて叶えていった。
 わたしの願いはまだまだいっぱいある。
 富める事とは、なんて幸福なのかしら。
 もっとちょうだい。もっと幸福が欲しい。まだまだわたしの望みは尽きないわ。
 有頂天になっていた。誰もがわたしの幸運を羨み、わたしからおこぼれをもらおうとでも言うのか、周囲にたくさんのトモダチが群がってくるようになった。
 そう、あの日、この幸せのかんざしに群がっていた紅い蝶みたいに、どんどんわたしに人が群がってくるの。
 うふふ。いいわ。わたしをもっと気持ちよくさせてくれるなら、あなたたちにも幸せを分けてあげてもいいわよ。上機嫌で、わたしはわたしに群がるかりそめのトモダチたちを見下した。心の中は優越感で満たされた。
 たくさんの人たちに気分よくさせられる毎日に酔っていると、ある日ねねが不安そうな顔をしてわたしに歩み寄ってきた。
「ゆまちゃん。急にすごい運がよくなったね。だけどあんまり居丈高になるのはよくないと思う。人の縁はもっと大切に扱うべきだよ」
「ねね、何言ってるの? あなたもわたしの幸せを分けてほしいんでしょ? トモダチなんて、お金で買えるんだもの。ねねは元々お金持ちだったから分からないだけよ」
「違うよ、それは。人の心は……」
「うるさいなぁ! わたしはもう一人じゃないの! あんまりうるさい事言うなら、ねねとは友達やめちゃうよ! もうねねは一番の友達なんかじゃない! ただのトモダチよ!」
「ゆまちゃん……変わっちゃったね」
 ねねは悲しそうにそう言って、習い事があるから、と、帰っていった。それから、ねねの姿は見てない。

 あはは! いいわ。ねねはわたしが羨ましくなったんだわ。わたしの幸せが妬ましくなったんだわ。昔のわたしみたいに。だからわたしの前から消えていった。
 いいわよ、ねね一人いなくなったって。だってわたしには、こんなにたくさんのトモダチが周りにいるんだから。こんなにたくさんの幸せを手にしているんだから。わたしの周囲はこんなにもキラキラしているんだから。
 わたしの望みはまだ全て叶っていない。もっともっとわたしは幸せになってやるんだから! 幸せのかんざしよ、わたしをもっと幸せにして!

   ・
   ・
   ・

 ふと気付くと、幾人かの大人たちが小さなお布団を囲って話をしている。その中に、お母さんとお父さんの顔を見つけたけど、わたしは声をかけられなかった。
 だって声が出なかったから。それにわたしが見ているのは、両親と他の知らない大人の人、それから、お布団に寝たわたし自身だったから。
 わたしがわたしを見ている──不思議な光景。
 しばらくして、誰かが口を開いた。
「日に日に体から血が抜けていく病など見たことも聞いた事もありません」
 血が抜けていく病? 何の事?
「この娘はまもなく召されるでしょう。こんなにも窶れた体のままで」
 確かに言われてみれば、お布団に眠っているわたしはひどく窶れている。時々苦しそうな息を吐き出す。
「でもなぜこんな幸せそうな顔をしているのでしょう?」
 わたしは病に倒れた記憶なんてない。だってわたしは幸せの絶頂にいたはずだから。これは夢? 悪い夢? きっとそうだ。
「それは分かりません。幸せな夢でも見ているのかもしれません」
 幸せよ! だって願いも望みも何でも叶うんだもの! わたしが掴み取った幸せは、夢なんかじゃない。今見ているこの光景が夢なのよ!
「幸福な夢と引き換えに、死を受け入れている?」
 ……死ぬ? 誰が?
「死を恐れぬ人などおりません。この娘はなぜ苦しみの中で、こんな表情でいられるのか、誰にも分からないのです」
 お布団の中のわたしが、苦しそうに息を吐きだした。だけど顔は笑っている。幸せそうな、微笑みをたたえていた。

 ……どうして? どうしちゃったの? あのわたしは誰? このわたしは誰? わたしは何を見ているの?
 分からない。わたしはわたしの願いが何でも叶うキラキラの中にいたはず。だけど今にも召されようとしているわたしを見ている。意味が分からない。
 無意識に髪に挿したかんざしを手にしようとして、それが無いことに気付いた。
 かんざし! わたしの幸せのかんざしはどこ?
 キョロキョロと周囲を見回すと、紅い何かが視界の隅っこに写った。キラキラと、ふわふわとした紅い塊──紅い蝶の群れ!
 わたしの幸せのかんざし!
 蝶の群れの中にわたしの幸せのかんざしを見つけ、手を伸ばす。だけどわたしの手はかんざしをスルリとすり抜けてしまった。あ、あれ?
 何度かんざしを手にしようとしても、すり抜けてしまう。次第にわたしに焦りが出始めた。
 かんざし……かんざしがないとわたしは幸せになれない。幸せじゃなくなる。
 紅い蝶たちはかんざしを持ち上げ、ひらひらと飛び去ってしまった。ダメ! それはわたしのかんざしよ! わたしの幸せなのよ!
 蝶たちを追いかけようとした時、天から無数の手が伸びてきて、お布団に眠るわたしを撫でた。何度も何度も撫でた。だけど誰もその手に気付いていない。
 ゾクリと、背筋が凍った。無数の手が眠るわたしを撫でるたび、わたしの顔色はどんどん悪くなっていく。まるで生気を吸われているように。
 あの手は……わたしを迎えにきたんだわ。望んでいない世界へ誘う無数の手。
 そして……気付い、た……。
 わたしは夢を見ていたんだ。幸せを掴んだという夢。
 だったら……だったら永遠に見させてよ、幸せの夢を! だからわたしの幸せのかんざしを返して! わたしは手を伸ばし、わたしのかんざしを持ち去った蝶を追いかけた。
「ゆま! ゆま!」
 お母さんとお父さんの悲痛な声が聞こえたけど、そんなのどうだっていい。わたしはわたしの幸せを捕まえにいかなきゃいけないの!
 わたしは寝ているわたしから離れ、紅い蝶と幸せのかんざしを求めて窓から飛び出した。